6.建設業淘汰の過程 ベターケース:自然減による緩やかな需給の調整

 建設労働者は、大体20歳~60歳くらいまで40年間位、働きます。
 
 現在の建設労働者は高齢化が進み、50代以上が全体の4割を占める状況になっています。
また、若者の新規就業は本当に少ない状況です。単純に言えば、新規就業がゼロならば10年後は現在の50代が引退して、建設労働者は40%が自然減する可能性があることになります。
労働者が40%減少するならば、施工供給能力もそれに比例して減少するため、この場合、大量倒産などなく緩やかに、需給バランスの是正が進むかもしれません。

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